全日本仏教会財団創立50周年記念事業 |
大会テーマ |
「 地 域 の 縁 ・ ア ジ ア の 縁 」 − 共 生 を め ざ し て − |
開催期日 | 平成19年11月19日(月)〜 20日(火) | |
開 催 地 | 神奈川県横浜市 | |
主 催 | 財団法人 全日本仏教会・神奈川県仏教会 | |
後 援 | 財団法人 全国青少年教化協議会・全日本仏教青年会 | |
神奈川県宗教連盟・横浜市釈尊奉讃会・神奈川県仏教青年会 |
T. 開催趣旨 |
第40回全日本仏教徒会議神奈川大会が、開港150年を迎えようとする横浜の地に縁あって開催されますことは、私ども神奈川県仏教会並びに仏教徒にとりまして大いなる歓びと誇りであります。 加えて本年は、全日本仏教会が財団創立して50年を迎え、その記念事業の一環として開催されるものであります。 本大会は、財団創立50周年記念事業の統一テーマである“地域の縁・アジアの縁”をもとに、翌年開催されるWFB世界仏教徒会議日本大会とともに、アジアの諸国はもとより世界へ向けて、共生の願いを発信するものであります。 ここに結集された皆様には、少子高齢化、格差社会などの種々、社会不安の現実に直面し、人々にわかりやすい仏教の提言とその具現化が求められているなか、大いなる議論を通して見識を深められることを期待いたします。 |
U. 大会日程 |
【第1日目】 |
日 時: | 平成19年11月19日(月) 12時受付開始 |
会 場: | パシフィコ横浜 (横浜市西区みなとみらい1-1-1・045-221-2155) |
内 容: | 開会式(メインホール) 13:00〜13:30 |
13:00 | 開会 司会 岩崎里衣 (フリーアナウンサー) | ||
開式の辞 倉田隆常師(大会副会長) | |||
法要(三帰依文) | |||
全日本仏教会理事長挨拶 安原 晃 師 | |||
大会会長挨拶 横山敏明師 | |||
日程説明 井澤孝一師(大会事務局長) | |||
閉式の辞 藤井良晃師(大会副会長) | |||
13:30 | 閉会 |
( 休 憩 ) 13:30〜13:40 | |
基調講演(メインホール) 13:40〜14:30 | |
前駒澤大学総長 奈 良 康 明 先生 演題 「草の根的対話の提唱」 | |
( 休 憩 ) 14:30〜14:50 | |
加盟団体代表者会議及び分科会 14:50〜16:20 | |
( 休 憩 ) 16:20〜16:50 | |
全体報告会(メインホール) 16:50〜17:30 |
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テ ー マ | NEXT50 −地域の縁・アジアの縁 そして世界へ− |
サブテーマ | 全一仏教運動の具現化に向けて |
主 旨 | 仏教の危機が言われて久しい今日この頃です。その間に我々仏教者は一般社会に |
何かアクションを起こしたのでしょうか。確かに各宗派では鋭意努力されているはずです。しかし、それで一般の方々が仏教を理解されたのか些か疑問を感じます。日頃は祖師をご縁としての教化はいたしますが、お釈迦さまをご縁とした教化は実践されているでしょうか。 例えば、子供達が公教育の場で「いただきます」を言わない地域があるようです。また、海外に行って「あなたの宗派は」と尋ねられたら「私は無宗教です。」と答える方もいると聞いております。日々報道される事象を見ながら皆様も「このままではいけない。」と仏教の危機を感じられているのではないでしょうか。 そこで、この会議ではサブテーマである〜全一仏教運動の具現化に向けて〜を提言者から「宗派仏教」を越えた活動の必要性と、それを本会事業にどのように具現していくかをお話いただきます。また、助言者からは、そのためにはどんな方策が有効であるか具体例を提示しながらお話いただき、将来の日本仏教のあり方を模索いたします。 |
ス タ ッ フ | 司 会 | 奈 良 慈 徹 | 全日本仏教会社会人権部長 |
提言者 | 池 田 行 信 | 全日本仏教会事務総長 | |
助言者 | 齋 藤 明 聖 | 全日本仏教会記念事業実行委員会 | |
総務部会長 | |||
書 記 | 加久保 範 祐 | 全日本仏教会社会人権部次長 |
○第一分科会 |
提言者 : 坂 本 観 泰 師 (全日本仏教青年会直前理事長) |
テーマ | アジアの平和と仏教徒の役割 …日本仏教青年の可能性を求めて… |
要 約 | 日本はアジアの中で物質文明の頂点にたち、平和な社会を謳歌し、あたかもリーダーの |
ように振舞っているが、果たしてその実態は本当にそう言えるものなのだろうか。 アジア諸国から羨望視されている日本が本当に平和をリードできるのか。 「がんばれ仏教」と日本仏教にエールを送り続ける上田紀行氏をコーディネーターに、 国外からの視点と国内からの視点で語り合う。 |
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座 長 | 上 田 紀 行 氏 (東京工業大学大学院准教授) |
パネリスト | ギャナ・ラタナ・テーラ師 (愛知学院大学非常勤講師) |
本 多 静 芳 氏 (アーユス国際協力ネットワーク理事) | |
クンチョック・シタル師 (チベット仏教普及協会ポタラカレッジ副会長)) | |
書 記 | 今 泉 光 暢 師 (全日本仏教青年会事務局次長) |
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○第二分科会 |
提言者 : 中 島 隆 信 先生 (慶應義塾大学商学部教授) |
テーマ | 少子高齢化社会と寺院のあり方 |
要 約 | 少子高齢化と従来型家族制度の崩壊によって、お寺の経済基盤は揺らいでいる。 |
その理由は、江戸時代以来の檀家制度が社会の実態と合わなくなりつつあるため である。 今後は境内墓地の家族墓を通じた長期契約関係で檀信徒をつなぎとめることは難しく なるだろう。 寺院にはイエ単位ではなく、個人の信仰ニーズに基づいた寺檀関係を地道に構築して いくことが求められる。 |
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座 長 | 志 村 碧 崖 師 (神奈川県仏教会理事) |
パネリスト | 平 野 仁 司 師 (座間市仏教会長) |
藤 原 成 一 氏 (日本大学芸術学部教授) | |
上 川 陽 子 氏 (衆議院議員) | |
書 記 | 豊 田 祐 爾 師 (横浜市金沢区仏教会理事) |
○第三分科会 |
提言者 : 佐 藤 功 岳 師 (横浜市仏教連合会時局対策委員長) |
テーマ | 現代社会における仏教葬儀のあり方 …本来の機能を失いつつある現代の仏教葬儀… |
要 約 | 昭和50年代に会館による葬儀が普及し始め、それまで当然であった葬儀の主導権が |
葬儀業者に取って代わられ始めました。 善良な僧侶は善意に理解しておりましたが、今では業者の下働きと化しております。 読経は、BGMの扱いとなり、作法は単なるショウとされております。 意識ある方々にお集まり頂き真剣な議論の後、運動の具体化の策定を望みます。 |
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座 長 | 川 上 敬 吾 師 (横浜市仏教連合会会長) |
パネリスト | 三 浦 公 正 師 (時宗布教伝道研究所長) |
小 谷 みどり 氏 (第一生命研究所主任研究員) | |
芝 崎 成 光 氏 (全日本葬祭業協同組合連合会常務理事) | |
書 記 | 関 水 俊 道 師 (横浜市仏教連合会会報担当常務理事) |
備 前 恭 忍 師 (横浜市仏教連合会会報担当常務理事) |
○第四分科会 |
提言者 : 田 中 雅 博 医師 |
テーマ | 生命倫理と仏教徒に問われること …一人の一生が始まる瞬間と死ぬ瞬間はどの時点だろうか… |
要 約 | 生は過程であって、生まれる瞬間を科学的に決めることはできない。 |
死も過程であって、死の瞬間を科学的に決めることはできない。 どの時点から、どの時点まで、生きた人間として扱われるべきかという問題は、 実験と観測で反証不可能、すなわち非科学の領域にある。 生殖補助医療、ヒト胚利用再生医療、安楽死、苦痛延命、脳死、等への対応が 仏教徒に問われている。 |
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座 長 | 三 宅 守 常 氏 (日本大学医学部准教授) |
パネリスト | 中 野 東 禅 師 (武蔵野大学講師) |
佐 藤 雅 彦 氏 (大正大学講師、浄心寺住職) | |
柴 田 寛 彦医師(医学博士、本澄寺住職) | |
書 記 | 小 山 宜 忍 師 (天台宗宝珠院住職) |
【第2日目】 |
日 時: | 平成19年11月20日(火) 午前8時受付 |
会 場: | パシフィコ横浜 国立大ホール |
内 容: | 記念式典及び法要 |
式典・法要(大ホール) 09:00〜10:00 | |
09:00 | 開会 岩崎里衣 (フリーアナウンサー) | ||
09:01 | 開式の辞 本間孝康 師 (大会実行委員長) | ||
09:04 | 法要 | ||
仏事 (導師大会会長・式衆曹洞宗関係者及び神奈川県仏役員)) | |||
雅楽(舞楽、演奏・舞人:高野山真言宗雅楽会) | |||
09:40 | 挨拶 大道晃仙猊下(全日仏会会長・大会総裁) | ||
大会宣言 | |||
来賓紹介 | |||
来賓代表者挨拶 | |||
祝電披露 |
( 休 憩 ) 10:00〜10:20 | |
特別記念講演 10:20〜12:20 (質疑応答30分) | |
講 師 ダライ・ラマ14世法王猊下 | |
演 題 「信ずる心と平和」 | |
12:25 | 閉会の辞 和田大雅 師 (大会実行副委員長) | ||
12:30 | 閉会 |
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